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Urological disorders
泌尿器疾患について

「尿が出にくい」「トイレが近い」「時間がかかる」「切れが悪い」「間に合わない」などの症状がある方は、女性泌尿器科の受診をおすすめします。
女性の場合、泌尿器の不調があっても受診をためらう方が多いと言われていますが、これらの症状は婦人科や内科ではなく女性泌尿器科の専門分野です。
診察は尿検査や超音波検査が中心で、内診はあまり行いません。まずは問診だけでも可能ですので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

主な疾患
夜尿症(おねしょ)
5〜6歳を過ぎても続くおねしょは「夜尿症」と呼ばれ、小学校低学年のお子さんの約8%にみられます。この年齢以降も夜尿が続く場合はご相談ください。
<症状>
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5~6歳を過ぎても頻繁におねしょをする
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起きている日中にもおもらしをしてしまう
包茎
ペニスの先端が包皮に覆われていて、亀頭が見えない状態を包茎といいます。乳幼児の多くは「生理的包茎」で問題ありませんが、成長とともに包皮は自然にむけるようになります。
通常は問題ありませんが、排尿が難しい場合や繰り返す炎症、さらに強く締め付けられる「嵌頓(かんとん)」が起きた場合は治療が必要です。
<症状>
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尿が飛び散ったり、出にくいことがある
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包皮炎や尿道炎を繰り返す
精巣捻転
精巣捻転(せいそうねんてん)は、精巣(睾丸)がその血管(精索)とともにねじれてしまう病気です。これは泌尿器科・救急領域の緊急疾患であり、早急な処置が必要です。
<症状>
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陰嚢の痛み
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吐き気、嘔吐
過活動膀胱
膀胱が過敏になって急に収縮し、尿意を我慢できずに漏れてしまうことがある病気です。特に50歳以上の女性の約8人に1人がかかっていると言 われています。年齢のせいと思い込まずに症状に気づいたら一度ご相談ください。
骨盤底筋体操で尿道のコントロール力を高めることで、症状が改善する場合もあります。
<症状>
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急な尿意(切迫感)
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トイレが近い(頻尿)
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我慢できずに漏れてしまう
腹圧性尿失禁
くしゃみやせき、重いものを持ち上げたときなど、お腹に力が入った際に尿が漏れてしまう状態です。骨盤底筋という筋肉が弱くなると、尿道をうまく締められずに漏れが起こります。骨盤底筋体操で筋力をつけることで、尿漏れを防げる場合があります。
<症状>
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せきやくしゃみなどで尿が漏れる
前立腺肥大症
加齢とともに前立腺が大きくなり、尿道を圧迫することで、排尿にさまざまなトラブルを引き起こす病気です。多くは50歳以降の男性に見られ、年齢とともに発症率が高まります。放置すると、膀胱機能の低下や腎臓への影響を及ぼすこともあります。
<症状>
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尿の勢いが弱い・出にくい
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尿の回数が多い(昼夜問わず)
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尿が途中で途切れる・残尿感がある
前立腺癌
前立腺がんは、前立腺にできる悪性腫瘍です。早期では自覚症状がないことが多いため、定期的な検査による早期発見が重要です。
<症状>
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排尿困難(尿が出にくい・途切れる)
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頻尿、残尿感
その他、辛い症状や気になることがあればお気軽にご相談ください。
その他の疾患
急性膀胱炎
腎盂腎炎
急性腎盂腎炎
腎機能障害
神経因性膀胱
尿路結石症

気になる症状などございましたらお気軽にご相談ください。
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